コラム

電力自由化の欺瞞

2016年4月に、法律の改正により家庭などに向けた電力小売りが全面自由化され、従来の地域ごとの電力会社だけでなく、さまざまな会社が電力を消費者に直接販売できるようになるということです。
電力の供給等については、2000年に入ってから工業用の電力について、自由化がなされてきましたが、それが家庭用電力についても拡大されたということでしょうか。
しかし、2016年4月からの電力の自由化については、これまで工業用の電力自由化とは、その本質において全く違うものです。
本当に電力の自由化は長期的な観点から我々一般市民のためになるものなのでしょうか? (続きを読む..)

沖縄はどこへ行く?

先日、国の辺野古基地建設を巡って、沖縄県の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐり国が翁長雄志(おながたけし)知事を訴えた代執行訴訟で4日、国及び県双方が、福岡高裁那覇支部の示した和解案を受け容れ和解が成立しました。 (続きを読む..)

早くも露呈した

昨年、TPPの合意が成立したばかりです。私は、機会がある毎にTPPの不当性について述べてきました。TPPの基本は、外国大企業及び日本の大企業の思惑によりいわゆるグローバルスタンダードなるものに追従し、日本の国益など全く考えていないものであることは明らかであるにもかかわらず、「物が安くなる」などというプロパガンダを国民にすり込み煽って成立させたものです。
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無能を露呈している日本のリーダー

テレビニュース番組で国会の委員会の代表質問の一場面が報道されました。
質問者は、安部首相に対し、端的に精神的自由権と経済的自由権との相違についての説明を求めました。それに対する安倍首相の答弁は、全く憲法における権利の種別、更にいうと基本的人権について全くトンチンカンなものでした。
私は、「やはりな」と思いました。安倍首相は、これまで、まともな基本的人権の歴史、憲法等についての勉強をしていない人だということです。
現代民主主義国家の中で、基本的人権についての考えをまともに原稿なしに語れない首長(首相・大統領)がいるでしょうか?
本当に日本の首相は愚かな人です。誰かに教わった派手なパフォーマンスのみに終始し、政権の維持に汲々としているに過ぎないのです。

国の首長にはそれなりの知性を備えた人でなければなりません。

国際社会における日本国・日本人のあり方

私は、少し前のコラムで、日本人は国際社会で「戦争をしない国民」として生きていくべきだと主張しました。

平成27年11月13日の夜、フランスの首都パリで無差別テロが起こり、約130人が死亡する事件が発生し、ISが犯行声明を出し、「フランスがシリアでの空爆を続ける限り、標的であり続ける」と表明しました。
それに先立つ平成27年10月31日、ロシアの旅客機がエジプト東部のシナイ半島に墜落して乗客乗員224人全員が死亡した事件についてもIS関連の武装組織がなしたものとされいます。
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希望と不安

先ほど、日本共産党が「国民連合政府」構想が野党に呼びかけられました。私は共産党員ではなく、批判論者かもしれませんが、このような動きを歓迎する一人です。

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スズメの話

私は、首の長い水鳥やサギ類を除く鳥が好きで、小さい頃良く飼っていました。近所に鳥好きなおじさんがいて、時折、珍しい鳥を「鳥もち」で捕まえたと言って、籠ごとくれました。巣から落ちたスズメやモズを育てたこともあります。
そんな中で、小さい頃はどこにでもいて、人々は空気銃で取って食したりもしていた鳥であるスズメが少なくなっている感じがします。読み物を見ても、そんな状況が書かれているものもあります。 (続きを読む..)

またまた目眩まし

国家安全保障関連法を強行成立させ多数国民の顰蹙を買ったと思えば、今度は来る来年の参議委員選挙を見据えた目眩ましだ。

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国民は守られない!!

今夜、遂に参議院において、11本の国家安全保障法案が賛成多数により一括採決された。その一部始終をテレビで見た。
成立後、安部首相のコメントに、「(国家安全保障法により)国民の安全が守られる」「今後国民に説明していく」などというお決まりの談話が流された。

国民はこの法律によって守られるのか?
守られるはずはない。

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地方議員はだらしない!!!

国家安全保障関連法案が9月14日ころ成立してしまう恐れがある。
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